以前からここで「ちょい見せ」していたモノを本日発表しました。
 Braveridge Monitoring Service
 ため池管理システム
 https://www.braveridge.com/news/archives/11
です。
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農業用の「ため池」って日本にいくつくらいあるでしょう?

日本全国で約170,000箇所(2019/5時点)だそうです。

その多くは、農業用水の確保のために、何世代も前の地元の農家さんたちが共同で作ったもの。

古くから代々管理してきたものの、継ぐ人がおらず、農家も減り、今は管理する人がいなくなってたりして、放置すると危険なため、今は自治体が管理しているところも多いそう。

Braveridgeがある、ここ福岡市西区や糸島もため池が多いので日常的に見ていますが、ため池って掘った土を周りに盛り土して作ってるのが多くて、周辺の土地より水面が明らかに上にあるところが少なくありません。

それが溢れたら…そりゃヤバいですよね。。

そして、近年、ヒドい豪雨災害が多発してます。
ここ九州でも、西日本豪雨とか、九州北部豪雨、そして7月の豪雨災害も記憶に新しいところ。
もちろん、ため池が決壊して相当の被害を及ぼしたケースも。

そこで、国が「防災重点ため池」の選定基準を見直し、日本全国約170,000のため池のうち、約64,000箇所のため池が指定されました。地元、福岡県下でも、約3,600箇所です。

これらのため池は、ちゃんと防災のための体制を整えなさいよ、監視しておきなさいよ、ということです。

とはいっても、今までのため池の管理って超アナログで、よくお年寄りが増水してるときに様子を見に行ってお亡くなりになっていますが、こうした土砂降りの真っ只中に、ため池や用水路が溢れそうになっていないか、決壊しそうになっていないか、現地まで確認しに行っているそうです。

周辺に被害をもたらすことのないように、という責任感ですよね。。

じゃあ、自治体の職員が大雨の中、全部のため池回れますか?って話です。

かといって、それだけの数のため池があるなかで、一級河川に設置されているような高価(数百万円!)な水位計測器なんて地方自治体や農家さんたちには付けられない。

遠隔でため池の様子が分かれば・・・で、ローコストで・・・

それ、ウチの得意分野やん!!!

そんな背景から、ここに取り組むことになりました。

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