今更ながらですが、BraveridgeもRaspberryPi向けの製品やシステムを市販して行く計画です。
部品供給難の時代で、RaspberryPi自体の入手も難しい昨今ですが、実用されているケースも多く、参入を決めました。
コンセプトは『半田付けレス』です。
本件は、福岡県の福岡県工業技術センターの取組『IoT導入支援キット』がベースとなっています。
この県の取組では、PoC(実証実験)ではなく、各業界の中小企業の省人化や課題解決や現場での活用を支援してきた取組で、かなりの実績があります。
RaspberryPiを活用し、実際に現場で実用されているという事です。

しかし、実際には、基板剥き出しのRaspberryPi本体や、ネットで購入されたセンサーボードを現場でそのまま使っておられる様子で、
「ほんとにこのまま使って大丈夫なのか?」と不安を持ちつつ現場で実運用されているとのこと。

この度、福岡県工業技術センターに弊社が賛同し、連携した取組を進めていきます。

先ずは、本取組の試作品を10/26~28 幕張メッセでの『5G/IoTソリューション展』で展示しますので、現物をみて確かめてください。
~幕張メッセ 4ホール 16-44~でお待ちしております。

先ずは、基本コンセプトですが、RaspberryPiにI/O用40pinコネクタを使った『BravePI』ボードを挿すと、ハンダゴテやブレッドボードを使わず
コネクタでセンサーを接続できる言わば『変換ボード』です。
これで、半田付けやブレッドボード無しでスッキリとします。
RaspberryPiと『実際にやりたい事』を《IoT導入支援キット》を活用して直ぐに実践・実用へ移れます。
ココまでは、《IoT導入支援キット》をスマートに簡単に実現する、有線仕様です。
Braveridgeと言えば、Bluetooth Low Energy技術力は日本一!いや、世界一!だと自負していますのでw

弊社の変換ボード『BravePI』ボードの最大の特徴は、Bluetooth(LE)のCentral機能をもったモジュールも実装されています。
有線仕様で使った『センサーボード』を、今度はBluetooth(LE)トランスミッタ-も開発しましたので、それに繋ぎます。
これで、《IoT導入支援キット》のセンサー部を完全に無線ワイヤレス化する事ができます。

弊社のBluetooth(LE)技術により、通信距離は
・BT5.x Longrangeで『見通し1,000m(RemoteID製品では実測1,600m以上でした)』以上です。
・BT4.x Legacy仕様でも『見通し150~200m』が実現できます。

なので、中小企業様の工場内は敷地内ではほぼ通信可能と思って頂いてもよいかと思います。
RaspberryPi+BravePIは常温室内の安全な場所に置いておけばよいって事になります。

また、Bluetooth(LE)はNordic Semiconductor社のnRF52シリーズですので、複数台のBluetoothトランスミッターセンサーを増設可能です。

大体のイメージを掴んで頂けましたでしょうか?

既に進めている計画では、

  1. RaspberryPi+BravePIを弊社の《PILEz》にまるごと簡単に移植できるモノを準備しています。
    これは、RaspberryPi無しで一気に遠隔地での運用とデータ収集が可能になります。
    PILEzは防水構造ですので、色々とRaspberryPiから進化した使い方が可能です。
  2. 各種センサーボードも試作しており、展示会でも現物展示をしますが、最終的にはセンサーボードを防湿コーティングし部品を保護する計画です。
    これは既に発売中のRemoteIDも同様で、人が触っても壊さないように保護しています。
  3. センサーの制御プログラムも全てBraveridgeで準備しますので、何もしなくてセンサーの無線化が簡単に実現します。
  4. BraveGATEはそもそも『クラウド上にServerの無い画期的IoTプラットフォーム』で、Webhook/APIでアプリと直に繋がります。
    しかし、ユーザーの声で、「やはりServerを準備して貰った方が簡単」という声に対応し、BraveGATEのサーバー(BraveGATE外部)も開発中です。


将来的には、
(1)LPWAにも対応していく計画です。
(2)各種サービスを検討計画中です。

順次、情報を公開していきます。

 

福岡県工業技術センターによる、《IoT導入支援キット》で準備されている、タブレットやスマホ用の画面インターフェースは以下の様になっています。

如何でしょうか? 福岡県工業技術センターによる《IoT導入支援キット》❗
なかなか優れものですよね。

金型の温度データ監視から、解析に活用されていたり、畜産関連の飼料の量をモニターしたり、農産物のカウントに利用されたりと様々な
中小企業で活用されています。

Braveridgeでは、こういった活動に全力で賛同・参入していきます。

たった今、基板実装試作品が到着しましたのでおまけ画像ですwww

なんか変なの載ってますね。気付かれましたか? これが実は最大の特徴で、世界初❗に成るはずです。

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