回路・基板レイアウト設計の現実
2023/05/24
こんにちは、アプリケーションエンジニアの難波です。
私は趣味でドローンを飛ばしていて、2022年6月20日から始まるリモートIDの義務化にとても注目しています。
前回はリモートIDの可視化について書きました。
今回はリモートID試作機に進展があったので、進捗報告いたします。
以前の記事でバッテリー駆動型のリモートID機器をドローンに取り付けて飛行させましたが、このようなリモートID機器はTiny Whoopなど小さいドローンには不向きです。
特に日本では100g以上のドローンがリモートID搭載対象です。
※USは0.55ポンド以上、EUは250g以上
そのため、最小限の構成でリモートID機器を試作してみました。
このリモートID機器をBETAFPV Beta95X V3 (156g) に取り付けてみました。
早速テストフライトを行いました。
手元のスマホで問題なくリモートIDが受信できています。
※こちらの記事同様、Android Galaxy S20とOpenDroneID Receiver を使用
また、操縦した感じも特に変化は感じませんでした。
ですが練習の必要性を特に感じたので、精進いたします。
FreeStyleFPVなどアクロバティックな飛行をする場合はリモートID機器による影響を感じるかもしれませんね。
弊社からリモートID機器が発売されたら、是非、ドローンパイロットから使用感を伺いたいです。
機体の電源ON → GPS測位 → リモートID発信まで1分ほど必要でした。
今回のような小型ドローンは通常5〜10分程度しか飛行できません。
そのため、GPS測位に時間がかかるのは避けたいところです。
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