だいぶご無沙汰してしまっている広報のスミイです。
今年度の振り返り…
って早くない?!
実は今年度のイベント出展、期初に予定していたものは一通り終了。
これは、昨年度の出展経験も踏まえ、今年度の売上を作るという目標に特化し、第1四半期に出展を集中させたもの。
(今後の状況や事情に応じ追加での出展はあり得るが)
思えば、2021年度はWirelessJapanにドドンと1点豪華主義で出展。
が、その年度の秋に自治体や他社のお声がけで今まで出展したことのないイベントに出展させてもらい、そこでの経験から、昨年度はWirelessJapanをやめ、小規模で複数のイベントに出展する方針に切り替えた。
その昨年度を経験し、さらに方針を変えたということ。
ウチにとっての最適な出展の在り方、ここはTry & Errorを続けていく所存。
で、第1四半期にこの4つに出展。
① 2023年4月5日(水)~7日(金) Japan IT Week 春 IoTソリューション展 @東京ビッグサイト
② 2023年5月24日(水)~26日(金) 九州 農業Week 九州 スマート農業EXPO @グランメッセ熊本
③ 2023年6月14日(水)~16日(金) Interop Tokyo 2023 @幕張メッセ
④ 2023年6月28日(水)~30日(金) コンテンツ東京 @東京ビッグサイト
④の「コンテンツ東京」は新たに始めたゲーミング事業『カラフリ』のPR。
これは六面堂さんとの共同出展。普段と全く毛色の違うイベントに、これまた全く毛色の違うブース装飾w
自分、こんなところにいていいんだろうかと、ちょっとドギマギしましたw
②の「九州 スマート農業EXPO」はCROPPを使った農業IoTに特化したもの。
今回は0.5小間、最小サイズでの出展。
で、①「IoTソリューション展」と③「Interop Tokyo」がいわゆるIoT全般、Braveridgeがやっていることを全方位で網羅しているわけだが、今回は見せ方をブラッシュアップ。
センサーデバイスをBraveridgeが用意しているので、それをAPIで制御するだけでいい。
つまり、これからIoTを構築しようという事業者や、IoTサービス事業を作ろうと言ったIoTサービス事業者、そして手軽にIoTに参入したいSIerやIoTプラットフォーマーを名乗るクラウド屋さんをターゲットに設定した。
特に③の「Interop Tokyo」はもともとインターネットの祭典。もうクラウド屋さんが圧倒的に多いと予測し、そんな方達がAPI経由で手軽に使えるハードウェアを訴求する方向に振り切った。
出展規模は、①「IoTソリューション展」の幅6m×奥行3mから拡大し、その1.5倍、幅9m×奥行3mのスペースで臨んだ。
特に、PILEzが量産品品質の完成品であることを強調するのに、その防水性をアピール。水槽の中で雨を降らせて、その中でソーラールーターとカメラを稼働させた。
また、水位センサーは他社も持っているが、それにカメラを装着できる、といったPILEzセンサーの特長をわかりやすく見せるために、カメラ付きセンサー群をまとめて展示。
「Interop Tokyo」というインターネットの祭典のなかで、良い意味での違和感を作り出せていたのではないかと思う。
「Interop Tokyo」は場所も良かった。大きな通路に面した良い場所が確保できた。
ブース内の動線的にも無理なくスムースにご案内ができたと思う。IoTソリューション展ではかなり手狭に感じていた。レイアウトも良かった。
ただ、客層的には「IoTソリューション展」のほうがガチな感じはある。「IoT」と冠がついているだけに、そこの何ものかを探しに来ている人が多かったようには思う。
ただ、如何せん場所が悪い。大きな通路の1本裏手の狭い通路に面した6m × 3mのスペース。大きな通路に人がいっぱい通っていても、こっちの通路はぼっつりぼっつりと人が歩いてる感じ。
今まで、昨年春、昨年秋の「IoTソリューション展(昨年までは「IoT&5Gソリューション展」)」では、同じブースサイズでも、両サイドが開放にできていたりしていたし、ここまで人通りの厳しい場所ではなかった。
この「IoTソリューション展」の主催社RX Japan社のブースの売り方は、他の主催社とは異なり、最初から1小間の枠はココとココ、2小間の枠はココと定めており、良い位置は大きな小間数でしか獲れない売り方になっている。小さめの小間サイズで選ぶと必然的にショボい場所になる。
昨年、マシだったのは、まだ世の中がコロナ禍から脱しきってなく大手の出展控えもあったためだと分析している。
ということは、ですよ?
世の中がコロナ禍から脱した(あるいはあったとしてもう気にしない)状態となった今後は、ウチのような規模では良い場所は獲れない、ということ。
これらの出展から見えてきたこの状況を踏まえて、参加したメンバーとも議論をした。
ピンポイントでそのニーズを抱えている来場者が期待できる「IoTソリューション展」。
それに比べると少しIoTへの欲求や踏み込み方は薄いが、ウチが対象にしている層、しかも決裁権のある役職者層も多い「Interop Tokyo」。
そのどちらに出すか。
何よりも良い場所を確保できるイベントを最優先にしよう。
良い場所が確保できれば出展する。良い場所が確保できなければ出展しない。
という方針で今後は進めることにする。
というわけで、今期予定した展示会はいったん終了。
来期に向けて蠢きます。
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