2022年3月15日に販売開始しました《PILEz冠水センサー》ですが、納品先より、「カメラも付いていたら完璧なんですよね~」とのお話を頂きました。すぐさま、「いえいえ、簡単に可能ですよ」と回答しました。

弊社の《PILEzシステム》は各ブロックを独立させて、積み重ねる(PILEする)だけで各種のIoT機器が完成する事を目的としたシステムです。

既に、《ため池管理システム》として、2021年度より販売開始していまして、福岡を中心にかなり採用して頂いて居ます。
何と言っても、ハードウェア単価が、1kmもの通信が可能な水位センサーとセットで\33万6千円と、これまでの相場から約1/5の価格ですので、良く売れています。おまけに、設置コストも格安で済む様に福岡県と検討を重ねまして、他社製品比でも圧倒的な設置コストの安さを実現しています。

この《ため池管理システム》では《PILEzカメラ》とセットで購入して頂くケースが殆どです。
このカメラ自体も《PILEzカメラユニット》として独立しています。

そこで、ユーザー様からの「カメラも合ったら最高」と言うことで、作りました。この新しい《冠水センシング》+《カメラによる撮影確認》のIoT機器開発に掛かった開発には数秒のみ。単純に間に挟むだけです。
Firmwareの新規開発は不要ですので、監視アプリケーションにカメラの撮影画面を入れ込む作業のみで完了です。
アプリケーションの改造(主にWebソフト)の追加作業はありますが、Libraryを構成してますので、ワリと簡単です。

《PILEzカメラユニット》は、LEDフラッシュも搭載していますので、撮影時の消費電力は大きめです。
《PILEzカメラ》は《RFユニット》+《カメラユニット》+《バッテリパック小ユニット》+《単管パイプホルダー》で構成されています。
こちらの通常構成では、ため池管理システムで使った場合、
・1日3回撮影で約2年の電池寿命
です。
最近発表しました、《バッテリパック大ユニット》では、
・1日3回撮影で約6年の電池寿命となります。≒約3倍です。
未だ未だ足りないと思われる方は、《バッテリパック》を2段に積み重ねて、更なる電池寿命を達成する事も可能です。

もし、《冠水センサー+カメラ》の場合、RFユニット内にCR123が既に2個入っていますが、撮影回数が多い仕様の場合は、更に《バッテリパックユニット》を追加することをオススメします。

また、間もなく、《PILEz外部電源供給ユニット》を発売開始しますので、此方を使えば、撮影回数は電池寿命を気にせず使える用にもなりますので、参考にしてください。
 

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