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みなさんこんにちは。マサムネです。
釣りデバイスの開発は2024年6月に始まりましたので、はや8ヶ月が経過しました。
当初2ヶ月はプロトのプロト(原理試作)機開発、その後プロトタイプの開発を始めて、1月末時点で6ヶ月が経過しました。プロトタイプ開発では試作機を4回作り直してだいぶ完成形に近づいてきたと思います。
装置外観を初号機と4号機で比べるとかなり異なってきています。
改良の観点として、先ずは釣りの邪魔にならない事。
これは装置に糸絡みが発生するポイントを極力減らすことで、筐体は出来るだけ小さくしてエッジ部にRを付けたり、どうしても必要な突起部があるとしてもその影響を極力排除するような形状にする事です。
当初はこのデバイスにケミホタル(蛍光棒)を取り付けることも考えていたのですが、取り付け部にはどうしても突起部ができてしまい、これが糸絡みの原因にもなるのでやめました。
次にさまざまな竿へ装置の取り付けが確実に行える事。
釣る魚の種類によって竿の太さも違えばその竿のどの位置に取り付けるかも千差万別。竿を傷つけずにスムーズに取り付けられることの他、竿をマン振りしても極力ズレないことが求められます。
実際に魚がヒットした時の竿は想像以上にしなりと反発を繰り返すので、反発した時に装置が飛んで行ってしまったという話はよく聞きます。
まだ試行錯誤中ですがsimple is bestな方法を模索しています。
何度か実釣テストを行った結果では、糸絡みは特に発生せず違和感なく使えましたが、取り付け方、ズレ防止の観点ではもう少し改良の余地があると思いました。
また、マン振りテストも少ない試作機が飛んで行ってしまいそうで怖くてまだ実施できていません。
太い竿、細い竿、それら各々のどの位置にも取り付けられて、釣りの邪魔にならないのを追求するのは難しく、細部に神が宿る世界だと思います。
今回は主に装置(筐体)側の話を書きました。
次回は機能面=スマホ側の開発について書いていきたいと思います。
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