皆さんこんにちは、機構チームの山口です。
「機構チームの作ってみた」シリーズの第2回です。
前回、バイク欲を満たすという個人的な目的のために作ったコントローラーですが、
止まることを知らないアクセル全開仕様だったので、ブレーキレバーを作ることにしました。
ということで、さっそくCADでお絵描きしてみました。
市販コントローラーの感圧センサー(L2ボタン)を引き延ばして、
ブレーキレバーで押す構造です。
機構屋っぽくレバーまでの距離を調整できる構造にしてみました。
そして、完成したものがこちら
ブレーキレバーを付けると操作感がかなり実車に近づきました。
あまりにも楽しくて、ついついハードブレーキングを繰り返していたら、
↓写真の部分が折れてしまいました。ゲームでよかった・・・。
Andrea Dovizioso並のハードブレーキングに対応するため、
応力解析してみると20kgの力でレバーを握った場合、
最大応力が80MPaと樹脂材料(ABS)の引張強度を超えている・・・
そして、実際に折れた個所と解析上の最大応力が発生する箇所が一致しているので、
折れるべくして折れたということですね。
お絵描きじゃなくてちゃんと設計しないと・・・次回試作に活かします。
今回までがバイクコントローラーVer.1の紹介になります。
アクセル・ブレーキ操作だけでもバイクゲームがずいぶん楽しくなりました。
残るはジョイスティックでのハンドル操作をいかにバイクっぽい操作感に近づけるか
ということで、次回からバイクコントローラー Ver.2 膝すり再現編です。
お楽しみに〜♪
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