さて、先週は《室外用自立型BLE-LTEルーター》と《水位センサー》を紹介しました。
今日は《室外用監視カメラ》を紹介します。これは試作品です。
最終金型品はカッチョいいのを試作中です。
近く公開します。
幾つか、特徴的な所がありまして、今回、ご紹介したいと思います。
まず最初に、これ《BLEカメラ》なのです。無線機能はBLEしか積んでいません。
先日ご紹介しました《自立型ルーター》を支える単管パイプ。今日はその単管パイプの下部に、この《BLEカメラ》を固定しています。
つまり、このカメラで撮影した画像はBluetooth Low Energy通信でルーターに無線で送られます。
そして、ルーターはLTE通信を使い、BraveGATEに送ります。
BraveGATEシステムは、弊社が作ったアプリケーションシステムのWebサーバーにWebhookで届けられます。
後はアプリケーションで見るだけですね。
これで、まずビックリされると思います。
「BLEで画像が送れるの❗❓」
送れます❗❗と言うか、送っています❗❗送れるんですよ。
BLEにとっては、確かにデータ量は大きいです。
ただし、データ量が大きいとBLE受信側の実用感度は悪くなります。
※エラー訂正が増えますので。
BT5.0-Longrange仕様で、数十バイトの送受信では1.1km飛びますが、画像データになりますと、実用通信距離としては100m程度が限界のようです。
ですので、このルーターとBLEカメラは100m迄はなんとか離して設置できるという事になります。ただ後は周辺環境が影響します。
でも数十m程度ならば、全然問題ないでしょう。
次に、特徴的なのは、BraveGATE の最大の特徴を活かした使い方です。
BraveGATE の最大の特徴の一つとして、『Downlinkを起点としたシステム』と紹介しました。
通常のシステムですと、30分毎に撮影しUplinkと言うのが一般的です。そうプログラムしたら、そう動き続けるのみです。
しかし、BraveGATEを使いますと、アプリケーション側にシャッターボタン(アプリ)が有ります。
つまり、いつでも遠隔地から、遠隔地の都合に合わせて、自在に撮影できます。
MQTTを使っていませんので、消費電力も激少です。カメラも電池駆動なのです。
BLE機器ですから、待機電力やスリープ電力も激少なのは想像できると思います。
こんな事は、BraveGATE でなければ実現出来ないでしょう。
オマケに、アプリケーション側からは、『定期○○分毎のUplink する』命令をDownlink しておけば、定期撮影とアップリンクも当然可能です。
今までのような使い方も、そう言う命令をDownlinkするという事です。
アプリケーション(PCやスマホ側)側から動き方の命令で簡単に実現出来ます。
当然ですが、その定期撮影の合間でも、割り込んでシャッター撮影命令を送る事もできます。
《自立型ルーター》はBLEネットワークに対応していますので、8台のBLE端末を容易に繋げられます。
なので、《BLE水位センサー》と《BLEカメラ》は一台の《自立型ルーター》にBLEで繋がっています。
この2つの独立したBLE機器のデータを1枚のSIMでアップリンクしていると言う事は、如何に効率的で合理的か!って事です。
更に言えば、《水位センサー》や《BLEカメラ》を増やせる❗❗って事でもあります。
他のセンシング端末も増やせる訳です。
センシング端末は全てBLEで作れば、充分な通信距離と圧倒的な低消費電力で長時間の自立駆動が可能ですよね。
それら全てを1枚のSIMで共有しているのです。
因みに《水位センサー》はデータ量が少ないので、メチャンコ飛びます❗❗w
弊社では、溜池監視システムとして、仕上げてきましたが、複数の近隣溜池を合わせて1枚のSIMで監視したりもしています。
このように、具体的なモノを使ってBraveGATE を紹介した方がわかりやすいですね。
添付の写真に写っているオレンジのTシャツのオッサンが私です。
丁度、来客者に見せびらかしているときに、本システム担当者がPCアプリケーション側のシャッターで隠し撮りしたw映像ですw
近く弊社デザイナーが描いたカッチョ良い量産型カメラを貼りますので、もう暫くお待ち下さい❗❗
そして、福岡県の行政と一緒にやってる溜池監視の撮影画像も貼っておきます。
それにしても、53歳にもなって、こんなTシャツ着て来客を迎えている自分に改めて驚いていますww
治らないと思いますwww
ため池12.jpgため池13.jpgため池14.jpgため池15.jpgため池16.jpgため池17.jpg

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