BraveGATE解説シリーズ目次;
(その1):全体像の簡単な解説
(その2):システム開発者視線でのBraveGATEのメリット
(その3):BraveGATEを使ってのLTE端末開発のメリット
(その4):BraveGATEを使っての、Bluetooth拡張のメリット
(その5):BraveGATEを使った開発の全体像
(その6):DownlinkとIoTデバイスの再考!
皆様、如何お過ごしでしょうか?
弊社はリモートワークと出社と半々といった業務体系に成っています。
今日は、より設計的な内容に踏み込んでみたいと思います。
IoTの世界では、HTTPだ!MQTTだ!UDPだ!TCPだ!という話が飛び交いますが、5年前は私もサッパリ分かりませんでしたw
今日は、大事なUDPとTCPについて説明させて頂きます。
もう添付の資料を見たら、一目瞭然なので、そっちを見て貰った方が間違い無いですw
私が旧職のパナに入った当初は、FAXの時代です。
上司や先輩から「FAXは送ったか?」と聞かれ「ハイ!」というと、「(相手に)電話したか?」と聞かれ、「いいえ!」というパターンw
メチャクチャ怒られました。
「FAXを送ったら、相手が受け取ったかを確認しろ!」と良く怒られました。
勿論、私も後輩にはそう言ってましたwww
「確実に届いたかどうかを確認する」
これがTCP通信です。
仕事が出来ない人は、送りっぱなしで、届いてないとの相手先からのクレームに、
「〇時△分におくりましたよ~」です。
実際は、届いたものの相手先の他の人がまとめて持っていってたり、不要な宣伝広告のFAXと共にゴミ箱行きな訳です。
結果、自分が相手に伝えたい事が伝わらない事がある。自業自得w
これがUDP通信ですwww 分かりやすいでしょ?w
IoTの世界では、確実なデータ通信が求められます。出来の悪い社員型の通信ではダメなんですよねw
なので、弊社ではTCP通信をしています。
そうじゃ無いとダメですよね。
では、温度計の2Byteのデータ(バイナリベース)を1分毎に30日間送った場合の送信データ量と、SIMの使用料は?LPWAって安価なんですよね。
って思ってある方にとっては、爆弾レポートになります。
添付の資料を見て、驚いて下さい。
これが現実なのです。
***(追記)***
たった2Byteの温度データを送るだけなのに、357Byte前後のヘッダー情報を通信してしまうことに成ります。
1kBのデータを送っても357Byteのヘッダーですから問題です。
また、LTE-Mシステムを構築する場合には、DFU(Device Firmware Update)も必須でしょう。
この場合は、Downlinkですが、100kBプランでは全然足りませんね。
※SigfoxやELTRESではヘッダーがパケットの一部を構成していますので、この様な事態は発生しません。ヘッダーを気にしなくても料金は変わらないと言うことです。
弊社ではSigfoxもELTRESもやっています。
しかし、多くのデータをダイナミックに通信するにはLTE-Mになります。
そして、基地局を気にしなくても良いLTE-Mの長所は色々と使い勝手が良いということになります。
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我々が紹介しているBraveGATEでは、このような事態を2年前に想定し、準備を進めて参りました。
使えるIoTシステムに必要な準備を済ませています。詳細は近く発表しますのでお待ちください。
今日は比較的短いですねw
急いで会社に行かねば成りませんのでw ここら辺でw
To be Continued.....