BraveGATE解説シリーズ目次;
(その1):全体像の簡単な解説
(その2):システム開発者視線でのBraveGATEのメリット
(その3):BraveGATEを使ってのLTE端末開発のメリット
(その4):BraveGATEを使っての、Bluetooth拡張のメリット
(その5):BraveGATEを使った開発の全体像
私の長々とした書込にイライラされていると思いますw
文系の方からは、内容が長すぎて最後まで読む気力が失せる❗wとも言われていますw
元々、話が長い事で有名な私ですので、ご勘弁をw
社長に成る前には、私の師匠の内2名から命令された役職名とサブタイトルを名刺に書いていましたw
実際にお持ちの方も、かなり居られるはずですw 
《前役職名》
CTO:Chief Talking Officer←Chief Technical Officerじゃないですww
KTO:Keep Talking Officer
《前名刺のサブタイトル》
「喋りのブレーキが壊れたダンプカー」
現在は「おふざけも、いい加減にしてください❗」と総務に怒られて、渋々消していますw
では本題に参ります。
【 Downlink】
これは、「Web系の方には理解するのが難解です」との内部の助言から、なるべく使わないで、これまでの説明をして参りました。
本来、BraveGATEの最大の特徴こそが、この《Downlink》です。
なんじゃそれ?な方も居られると思いますので、ここで定義します。
《Uplink》
IoT端末で、センサーデータを取得し、クラウド上にそのデータを上げる事がUplinkです。
※基本はデータベース化されて、クラウドに保存されます。
《Downlink》
クラウド(又はアプリケーション)から、IoT端末へデータや命令を送り届ける(下げる)のがDownlinkです。
「なぜ、そんなDownlinkなんか要るの?」と思われる方も居られると思います。
一方、私は「ロクに見もしないデータを、なぜそんなに沢山Uplinkするの?」が私の思いです。
6年前位からでしょうか。。。IoT業界では「ビッグデータ!」「ビッグデータ解析!」「ビッグデータのデータ販売・取引!」「ビッグデータのAI解析!」とか、なんとか、かんとかw
当時からずっと私は、セミナーや講演では一貫して「意味なし!無駄!」と言って参りました。
良く言っていたのは「バカッ晴れが2週間も続いている時に、室見川(福岡市)の河川が決壊しないかと気になってしょうが無い市民は、150万人中1人も居ない!」って事です。
「なのに、高価なシステムでその2週間、一時間毎に写真をサーバーにUplinkし続けている。そして集中豪雨が起きると、1時間毎の合間に一気に増水してしまい、役に立たない」
はてさて。。。これはビッグデータなんでしょうか?
それは、データ解析における「Signal」なのか「Noise」なのか?
明らかに「ノイズ」です。
1時間毎に写真をUplinkする事にしていたら、割込の撮影なんか出来ません。
《Downlink命令》を受ける前提に作っていたら、何時でも割込撮影とUplinkが可能です。
つまり、
「必要な時に、必要なデータをUplinkすべく、Downlink命令を基点に設計すべき。これこそがIoTの筈」
と言えば、分かりやすいかと思います。
こう言う《Downlink命令》を基点にしますと、
[例1]
「通常時は、1時間毎に撮影するDonwlink命令」

「雨降ってきたので、30分毎に撮影するDownlink命令」

「豪雨になってきたので、10分毎に撮影するDownlink命令」

「とても心配なので、周期的命令を無視した、『今の撮影』をDownlink命令」

「晴れてきたので、1時間毎の撮影に戻すDownlink命令」
こんな事が、これまでのシステムでは出来ませんよね。
一般的な仕様すらも、BraveGATEのDownlink命令で、同じ事が実現できます。しかも可変できます。
こういう使われ方を基本にBraveGATEは設計されています。
「いやいや、そんなの出来ますって!」
というご意見には、こう反論します。
「それって、IoT端末がずっと受信してますよね。送信よりも受信の消費電力の方が大きいって知ってます?」
「MQTT/HTTPで送受信してませんか?どれだけの量の通信をしているか知ってます?」⇒これは、次回爆弾レポートしますw お楽しみにw
通常のIoTシステムでは、基本は一方的にUplinkしているだけです。
BraveGATEのイメージは、
「Downlink命令への応答としてUplinkしている」
という事です。
もちろん
「Uplinkの応答として、Downlinkするも可能」です。
[例2]
①ペットを飼っている自宅の温度センサー
②自宅の洗濯干しで、雨が降っているかどうかのセンサー
③自転車やバイクが盗まれたかどうかのセンサー
などなど。。。
良く有るIoTの使用例です。
私「で、分かってどうするの?」
って事です。
①「暑そうだな~」と思う・感じる
②「あ~濡れちゃうな~」と思う・感じる
③「今、丁度盗まれているんか~どうしようも無いな~」と思う
これが今までのIoTです。
BraveGATEでは、Donwlink命令によるアクションが構成出来るという事です。
①窓を開ける
②窓を閉める
③盗まれた後、GPSを起動しレポートする。
これ以外にも、色々なアクションは考えられると思います。
そこは各人の知恵の見せ所です。
如何でしょうか?BraveGATEの《Downlink仕様》
IoTでデータを見るだけは
「Static IoTシステム」です。
BraveGATEでのIoTシステムは、
「Dynamic IoTシステム」なのです。
ぜひ御検討してみてください。
またまた続きます。。。
To be Continued.....

BraveGATE06−1.jpg

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