毎度毎度、重たい話題を中心に語っていきますがw

先日、こんなNewsが流れました。
2022年10月26日:
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2210/26/news157.html

そして、それに続きAmazonからも、
2022年11月10日:
https://jp.reuters.com/article/amazon-com-review-idJPKBN2S0216
こんなNewsが流れてきてます。
実は、AIスピーカー事業に関しても、騒がれ初めて、騒いでいる時から、「こんなのが将来に皆が使う様な商品になるのかね?」と疑問を持っていました。
一方、当初からごく最近まで、First Timerな人達は、そりゃ~褒めちぎってまして、異論を言おうものなら袋叩きでしたw
LINEが撤退した後の、FBのNewsサイトのコメントを観察してると、
「アメリカでは必需品の様に使われているのに、日本ではAIスピーカーは受け入れられていない」
「こう言う所でも日本は遅れている!」
とかよ~そんなコメントを多数観ましたw

その議論の熱が冷めた頃に突然、AmazonのNewsが飛び込んできて、FBのNews界隈ではどういう話になってんのか?と思ったら、ワリとそっ閉じな感じw
ましてや、Newsによれば、この発表後に株価は12%上がってるというので、株主からは「止めちまえ!」感があるんやな~と思う訳です。

皮肉めいた性格の私ですが、当初から今のような結末はワリと予感してました。あくまでも予感ですw
所が、周りにそう言う意見を言うと、「イヤイヤAIスピーカーは必ず必需品になりますよ~」とか良く聞いたもんです。

実の所私も、Amazon Echoは持っていまして、使って居ます。年末大バーゲンで買ったEchoが各部屋になるかんじですので、ファンなのかも知れませんw
では、何に使ってるかというと、頑固親父の使い方は「カップ麺の時間カウント」「袋麺のゆで時間のカウント」以外には無いですw
妻は、朝方に普段聞いた事も無いジャズとか鳴らしてるようですが。。。誰も居なくなって、「アレクサ、止めて!」というのは何時も私の役目ですw

正直、年末大バーゲンが無ければ、壊れた後は買い替えないと思います。
つまり、『採算度外視で市場を独占するためだけの戦略価格』で売るという魂胆ならば、○○円までなら試しに払う❗って庶民の一人です。
最も安いEcho Showでも1万円前後ですが、中国で作っても、全く原価割れで有ることは私が保証します。

まぁ、Amazon相手にLINE社がやってた時点で、そりゃ~無理筋ですよwと思ってました。
結論からすれば、Amazonでも無理筋だったのですから、こうなりますよね。

私がどうにも商売として納得行かない《ビジネスモデル》があるんですよね。
特に米国の大手やアプリ企業やSoftbank(孫社長)が良くやる《焦土化ビジネス》です。タダ同然で配って、ライバルを撤退に導き、最後は一人勝ちに持ち込むというモデル。

これ、アプリ業界は私は余り詳しくないんですが、巧く行ってる様に私には見えてます。見えてるだけかも知れませんが。。。
では、それ以外では巧く行った試しがあるのか?というと巧く行ってない様に思えます。
Yahoo BB!の時に、SoftBankの高速インターネット業界での焦土化作戦は巧く行きましたが、一度は焦土化に成功してものの、現在では焦土化されたビジネス領域ではソフトバンクの優位性は無く、改めて過酷な競争が依然として行われています。

この焦土化作戦は巧く行かないんですよね。
この作戦って、ロシアのウクライナ侵攻作戦にも似てるな~と思います。これはロシア(ソ連邦)の昔からの戦術で、圧倒的火力で押し、戦意を喪失させる伝統的なロシア(ソ連邦)の戦術なんですが、当に似ています。
こっちの戦争の方も、9月頃以降は、全く巧く行ってないのは良く知られています。全体の弾薬在庫の2/3を打ち尽くしてしまってるとか。

ビジネスも戦争に良く似ているんですが、まさに《焦土化作戦》をしても、必ず赤字がでます。大赤字の筈です。
これで侵略成功すれば、その後取り返す機会が残されているんでしょうが、巧く行かない時代なんですよね。

LINEもAmazonも、恐らくそれ以外の企業も、AIスピーカーがビジネスとして焦土化作戦も失敗し、見直しが入って行くと思います。
私の様な、田舎の泡沫中小企業の経営者ですら、ずっと何年も前から予想・予言できるのに、何故やるんかな~?w
ホント不思議です。

で、本題の『継続する責任がある』というテーマですが、ホントにコレですよね。

経営者としては、この《継続責任》をとらずに《流行にのって始める》というのは禁忌事項だと思います。
良く、Googleがそんな感じが多いので、話題をよくみますが、ホント無責任だな~と思う訳です。

私は凄くこういう所は用心深いです。
田舎の中小企業なんかがこう言う《焦土作戦》のフィールドで、大手と戦おうものならば、あっさりと潰されてしまいますからね。

「無線規格のどれを採用するのか!?」についても、もの凄く用心深いです。
途中で断念しようものなら、無責任野郎!と罵られてしましますからねw こっちの方が怖いです。信用を落としますからw
たまに、《様子見フェーズ入り》ってワザも使いますがww

しかし、テック業界もIoT界隈ではホントに《事業の継続性》《規格の継続性》《ビジネスの継続性》に、従前の検討をテキトウにやって始めてしまうケースは多いです。
せめて、論理的・合理的な《テック》の世界で泳ぎ回る我々《エンジニア》は経営者であろうとも、そこら辺の検討は事前にしておかないとダメですよね。

私はこの世界に30年居ますので、ワリと当てますw
そう言えば、NB-IoTってどうなりましたかな?
私は充分な分析の結果、会社のリソースは1秒も使って居ません。
正直、巷で良く見る《ローカル5G》も、今のところ何もやっていません。
これもまた、私なりに分析した結果、将来を予測・予言しての事なんです。

多分、私の予言は当たると思いますw
外れたら、ちゃんと責任を持って謝罪をしますし、考えを改めますのでご安心くださいw

流行にのって事業を始めるのならば、その継続には責任は伴う。
それが出来ないのならば、始めてはイカンと思う私です。

あと、無理矢理「米国では流行ってますよ!」「流行りかけてますよ!」詐欺も、勘弁してほしいもんです。
少なくとも、我々経営者や創業者や企業家はこの位は、冷静に正しい情報を取得し、判断して行動をしていかないと、会社も継続出来なく成りますからね~
ここら辺は、当に2ch/5chと同じですよね~w

あ~怖い怖いw

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