こんにちは営業のミノリです。
現在弊社では、倉庫などの温湿度を監視するシステムを開発しており、今回はそれをトライアル導入させていただいた件をご紹介します。

今回ご協力いただいているのは、弊社のパートナー企業「株式会社カトー精工」様です。
カトー精工様は、ゴム素材やテープ、シールなどの素材を用途に合わせて加工するメーカーさんです。
弊社でも色々な自社製品やODM製品で、なんと100品目以上?!利用させてもらっています。

トライアル導入の背景

そこで、なぜトライアル導入に至ったのか? その背景について、ご説明します。
カトー精工さんにはこのようなお悩みがありました・・・

 ・土日や夜間の資材倉庫の温湿度の状況がわからない・・・
  →平日はしっかりと記録・管理しているが、休日などの温湿度管理もできればしたい
 ・夏場の急な温度上昇などが製品に影響を与えないか不安・・・
 ・手書きで紙を保管しているため、複数工場があると全ての倉庫の状態がわからない・・・
 ・既存のシステムもあるが、使い勝手がよくなさそう・・・
 

何よりも、「本当はやった方がよいと思ってはいたが、使い勝手の良さそうなシステムがなく、なかなか実現できなかった」そうです。


そこで、弊社の温湿度監視システムを少しご紹介したところ、
「ぱっと見でわかり易い」というご評価をいただき、製品開発にご協力いただくことになりました。

導入当日

トライアル導入の当日、持っていったデバイスはこちら

ルーターは、なるべくデバイスの中心で高い位置になるように設置しました。

温湿度センサーはこんな感じで壁や棚にくっつけています。

1階と2階、それぞれの階にルーター1台と温湿度センサーを4つずつ設置しました。

実際にルーターとセンサーが通信できる距離にあるかどうかは、弊社の「体感キット」アプリで確認することができます。(↓は実際に今回の設定した画面とは異なりますのでご参考まで)

トライアルなので、少し電波が弱いところも含めて設置していくことになりました。

その場で、今回設置したデバイスの位置情報をシステムに入力しました。

カトー精工さんともご相談の上、今回はメタルギアちっくな黒背景で・・・笑
白背景か黒背景かまだ決めかねています。

各温湿度センサーで取得した情報は、このようなグラフで確認することができます。

雨の日は湿度が上がっているのがわかりますね。
今回のシステムでは、30分に一度温湿度を記録する仕様です。(データ量を抑えて費用も安価にしています)

3月まで実施し、問題なく値を取得できるか、通知なども問題ないか、
またシステムの使い勝手などを検証していきます。

検証結果については、またご報告します。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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