新しいBraveridgeのHPでは、各種テクニカル情報を順次公開する予定ですが、そもそものHPが遅れています。
先般発表した、《プロジェクトファイルの公開》もその新HPで公開していく予定なのですが、HPが。。。

そこで、その練習として、Quadceptの使いこなしを紹介したいと思います。

今日は、なかなか使う機会の少ない機能なのですが、凄く重要な機能のご紹介です。

これは以前から要望していた機能なのですが、最新版では搭載されています。

基板CADをご存知で無い方も居られると思いますので少し解説を。
【穴の枠取りをした銅箔パッドを描きたい】
①真ん中の四角(角R付)は穴です。
②この四角の周りに枠取りした様な銅箔パッドを描きたい。
③穴はルーター切り抜きなので、端面から0.5mmは銅箔禁止
④穴の周りの銅箔の幅は2mmとしたい。

まぁ、要するにw LED光透過型のタッチセンサーを構築すべく、パッドをライブラリ化するわけです。

ライブラリ化しておけば、同じ穴を12Key配置するときに超便利ですよね。その為にライブラリ化です。

もちろん、この真ん中の穴の設計が変われば、そのライブラリも個別に作る必要があります。
つまり、機構設計によるタッチセンサーの形状に合わせて、毎回個別に設計は必要ですが、その都度パッド設計する際も簡単です。

【手順】
①PCB作成→オフセット図形作成
②オフセット図形作成ダイアログで条件を設定
③オフセット対象の基準図形をクリックし、その内側オフセットか外側オフセットかをクリックで選択。クリックした側にオフセットされる。
④問題なければ、ENTERを押して確定
⑤更にオフセット図形を作る場合は②移行を続けます。
《塗り潰し》
①外側の図形を塗りオブジェクトに変換し、線内をベタにします。
《型抜き》
①右クリックで《型抜き》モードにします。
②対象の塗り図形をクリック
③抜きたい図形(ここでは内側図形)をクリック
④抜けるのが分かります。そして、内側を削除する。

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