先週、3/8(火)〜10(木)、インテックス大阪で開催された『スマート農業EXPO』に出展してきました。

前回、秋の出展に引き続き、KDDIウェブコミュニケーションズさんの農業IoT「てるちゃん」のブース内での出展です。

今回、正直いうと、20年程前に全くの異業種の展示会ではあったものの、大阪での展示会に参加した記憶があり、そのときは正直あんまり・・・だったので、どの程度の客入りが見込めるのか、不安を感じながらの出展でした。
​Braveridgeとしては大阪での展示会は未知数でしたしね。

さらに、今回はタイミングとして大阪は「まん延防止等重点措置」が延長となった直後でもあり、こういった展示会への人出がどんな状態になるのか、そのあたりも非常に気になるところでした。

ホールのサイズ的には、秋の幕張メッセの1/3ないくらいでしょうか。


展示したのは、「ため池管理システム」と、直前に販売開始を発表した「冠水監視システム」、「水田用水位センサー」。
言わば、現在のBraveridgeが持つ水位センシングソリューションの「松竹梅」。

開催初日、蓋を開けて見ると…

午前から盛況でした!
ブースには引っ切りなしにお客様が訪れ、昼時になるまで人の流れが止まることはありませんでした。

特徴的なのは、昼過ぎ、また13時半頃から混み出すのですが、15時を過ぎるとパタッと客足が途絶えたこと。
客層にも、東京での開催と明らかな違いがあって、農業法人、農家さんが非常に多い。比して会社員が少ない。
農家さんは、朝も夕方も早い生活。人がはけるのが早いのはそれも関係しているかもしれません。

ただ、「農業」というテーマでは、メインの展示物が「水田用水位センサー」となるBraveridge。
この製品はあくまでも「センサー」であって「サービス」ではありません。サービス事業者さんに使っていただくためのもの。

というわけで、農家さんが多ければ多いほど、提供しているのが完成した「サービス」ではない部分がネックにもなってきます。
もちろん、農家さんのリアルな声を直接聞ける、という意味では貴重な機会ではあります。

2日目も、同じような傾向でした。
が、体感的には初日よりも少ない。

ところが、3日目になると、これが全く違うのです。
3日目最終日は会社員が非常に多い。
ウチが水位センサーの松竹梅を用意しているなか、これは良い傾向。
在阪のメーカーさんともたっぷり話しができました。
また出展社のサービス事業者さんとも話しができましたが、やはりハードウェアを作るのはネックになっているようです。

充分に意味があったと思える3日間でしたが、主催社の発表数字を見ると意外に数が少ない。

  3/8(火) 3/9(水) 3/10(木) 3日間合計
来場者数 2,227 2,947 2,592 7,766


秋の幕張メッセでの開催時が、3日間合計27,456名なので、1/3弱というところ。

  10/13(水) 10/14(木) 10/15(金) 3日間合計
来場者数 9,277 9,084 9,095 27,456


ですが、ブースに立ったメンバーの体感的には全然そんなことはありませんでした。

もちろん今回は何もかもが違う。
東京と大阪の違い。会場規模の違い。開催曜日の違い。
今までの展示会の経験とはまた全く違う感じで新鮮でした。

特に、日によって?曜日によって?客層が違うのには驚きました。


この「スマート農業EXPO」を含む「農業Week」。
来年春は、関西展をやめ「九州展」をやるそうです。
場所は、九州のヘソ、熊本です。

まだ、最終的な判断をしていませんが、農業&畜産王国九州、より農業法人&農家さんが多そうな気はします。

そして、2022年の東京展は、10/12(水)〜14(金)幕張メッセでの開催、自社ブースを構えて出展することになりました。

次の直近の出展は、4/6(水)〜8(金)『IoT&5Gソリューション展 春』@東京ビッグサイトです。
こちらも、秋に引き続きですが、今回がっつりと自社ブースでの出展です!

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