半導体の仕様書の間違いというのは、ほんとに良く有りますが、作っている側は余り気付かないものだと思います。
顧客の指摘から「アッ!」と気付かされるのだと思います。
仕様書はホントに読む側の《能力》を求められる部分があります。
そう言う視点でいいますと、《日本語版》は意外と盲点ですw
私は《日本語版》を警戒していますww
理由は、「翻訳のベース仕様書が古い」からです。
そもそも、《日本語版》とは、《翻訳版》なだけでして、1ページ目には《参考資料》とお断り書きがあるのが多いです。
まぁ、翻訳するのにも技術力が要りますから。。。
技術力のある日本側の社員のリソースを、翻訳に使うのもですね~。。。
そりゃ~効率悪いですからね。
《翻訳版》とはそんな感じのものです。
最初に述べました様に、メーカー側も仕様書の見落としや間違いはありますし、客からの指摘や自らの発見で修正もされます。
丁度、御盆中にそういうのを見つけましたので、貼ります。
日本語版:Rev-D
英語版:Rev-I
です。どんなにUpdateがはいったんでしょうかねw
最初の日本語版(Rev.D)の中の過ちにピンと来た人は、良く回路設計を分かってあると思います。
そして、最新の英語版(Rev.I)ではちゃんと修正されています。
最近の回路開発においては、ここはとても重要になっています。
VIHのロジックレベルです。まぁ、VILはまあ、GNDなので無視してても問題ないでしょう。
私、実は最初に《日本語版》をみていて
「んんんん~~~~~????」
って成りましたので、英語版を確認して、「だよねw」って成りました。
ご参考までにw
やっぱ、英語は設計には必須ですよね。。。
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