こんにちは、iOSエンジニアの伊藤です。

BraveridgeのリモートIDの発売に合わせて、リモートIDに関する各種設定を行うスマホアプリ BvリモートID をリリースしました。
今回はiPhone/iPadアプリのリモートID書き込み機能について説明します。

リモートID書き込み

リモートIDは購入後そのままでは使用できず、リモートIDと機体情報を紐づける必要があります。

リモートID書き込み手順

  1. DIPS(ドローン登録システム)の機体登録情報にリモートID製造番号を登録する
  2. スマホアプリからリモートIDに機体情報を書き込む

BvリモートIDの操作方法

BvリモートIDを起動して、下部のlistボタンをタップします。

DIPSログイン画面が表示されるので、ログインID・パスワードを入力し、同意して連携ボタンをタップしてログインします。

機体一覧からリモートIDを書き込みたい機体のリモートID書込をタップします。

画面の指示に従ってリモートIDを設定モードに変更して、接続開始ボタンをタップします。
※スマホとリモートIDの距離は1mほど離れていても問題ありませんが、近づけた方が書き込み作業はスムーズに行われます。

検索中が表示され、リモートIDとの接続及び書き込みが行われます。

スマホアプリがリモートIDへの書き込み処理が完了するとアラートが表示されます。
確認をタップしてください。

確認をタップ後、機体情報一覧画面に戻ります。
書き込みを行った機体は書込済み表示に変わります。

リモートIDを設定モードにする方法

Braveridge (BVRPA、BVRPN)
 電源を繋いでボタンを長押し
 → LEDが1つだけ白点滅
 詳細

イームズ (RDI-UAV 100EJ)
 ボタンを4秒長押し
 → LEDがオレンジ色点滅になったら長押しを止める
 → LEDがオレンジ点滅
 詳細

TEAD (TD-RID)
 ボタンを3秒長押し
 → LEDが緑点滅したらボタンを短押し
 → LEDが緑点灯
 詳細

書き込み処理

スマホアプリでは以下の処理を行なっています。

  1. スマホアプリから書き込み対象のリモートID製造番号のリモートIDに接続します
    (リモートIDを設定モードに変更すると、リモートIDからリモートID製造番号を発信します)
     ※BluetoothアドバタイズデータのlocalName
  2. アプリ認証コードをリモートIDに書き込み、不正なアプリではないことを伝えます
  3. DIPSから書き込み用データを取得します
    ※OpenAPIを利用
    書き込み用データにはDIPSで紐付けた機体の登録記号やメッセージ認証に使用する暗号鍵が含まれます
  4. 取得した書き込み用データをリモートIDに書き込みます
  5. DIPSにリモートIDが書き込み済みであることを反映します
    ※OpenAPIを利用
  6. スマホアプリとリモートIDとの接続を解除します

リモートID削除

複数の機体でリモートIDを使い回す場合、リモートID削除処理を行う必要があります。

リモートID削除手順

リモートIDから機体情報などを削除する手順は、書き込み手順とほぼ同じです。
リモートID削除ボタンをタップして、画面の指示に従ってください。

まとめ

BvリモートID for iPhone/iPad を使用してリモートIDの書き込み・削除方法について解説しました。

BvリモートIDのダウンロードはこちらから

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