先週11/17(水)〜19(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催された『ET & IoT 2021』に出展してきました。
今回は、『LoRa Pavilion 2021』内での出展なので、LoRa関連製品の出品です。
出品する製品は、実はこの直前も直前、11/15(月)と11/16(火)に連続してプレスリリースで発表しました。
- ソーラー駆動できるLoRaWANゲートウェイの開発を開始、11月17日より開催の「ET&IoT 2021」に参考出品
- 2.4GHz-LoRa通信を利用した『測距・測位システム』を、Braveridge、コマス、Gadgetechの3社で共同開発
展示会の準備をバタバタ行うのと並行してプレスリリース2本を準備するという、なかなかの自らの首を絞める力業でしたが、やって良かったと思います。
「プレスリリースを見た」と言って見に来てくれた方がけっこういらっしゃいました。
展示会準備を一緒にやってくれたメンバーや、タイトなスケジュールでの内容チェックに協力してくれた皆さまに感謝です。
また、後者は株式会社コマスと株式会社Gadgetech、そしてBraveridgeの3社合同プレスリリースという形を取りました。ここも短期間で社内調整、確認をいただいた両社に深く御礼申し上げます。
さて、『LoRa Pavilion 2021』ですが、実に最高の場所に位置していました。
会場の入り口入って直ぐの正面、申し分のない場所でした。
ただ、直近で『スマート農業EXPO』@幕張メッセ、『Japan IT Week 秋』@幕張メッセと、集客力のある、たいへん賑わったイベントに出展していたため、集客的には物足りなかったのが弊社社員の実感です。
以下、主催者発表の来場者数です。
11/17(水) | 11/18(木) | 11/19(金) | 3日間合計 | |
来場者数 | 4,959 | 6,395 | 6,483 | 17,837 |
実感としてはもっと低い気がします。
でも、毎回出展している出展社さんに聞くとまずまずだったようで、そもそもこんなものなのでしょう。
Braveridge 展示ブースでは、新しい試みをしてみました。
ソーラーパネルユニットを展開図のようにして、内蔵されている全固体電池を見せる展示を行いました。
また、ハードウェアユニットシステムPILEzも通信ユニットとセンサーユニットをこんな感じで見せてみました。
『PILEz』自体を知っている方が案外多かった(増えている?!)のが驚きでした。
ちなみに、今回、BraveridgeとしてはLoRaに「再参入」です。
この数年ほどLoRaからは遠ざかっていましたが、諸条件が整ったと判断しての再参入。
ということで、注目度も高かったのか、小橋のセミナーも満席!!
『ET & IoT 2021』全体を見渡すと、やはり組み込み系の展示会、来場者層的には幅が狭い感じがします。
またブースを訪れるお客様も、既にお取引がある部品メーカーや、あるいは名前を知ってて接点を求めてきた部品メーカーが多く、弊社にとっての純然たるお客様は少なかった、というのが率直な印象です。
そうした意味では、LoRaとして訴求をする、このLoRa Pavilion自体が『ET & IoT』展とは少しミスマッチな気もしました。
LoRaのチップを気に入って購入するわけではなく、LoRaとしてのサービスを使うからチップが売れる訳で、組み込み系の展示会よりもIT系の展示会のほうがいいのではないかと勝手に感じています。
ちなみにETは本来「Embedded Technology」の略。
以前は「Embedded Technology」「組み込み技術展」って言ってたのに、今回事務局が変わったからか、どこを見ても「ET」という略でしか表示してなくて、さらにパンフレットには「エッジテクノロジーは次なるステージへ」との記載まで。
おかげで、最初、弊社社員も『Edge Technology』の略と勘違い。
これでちゃんと展示会の本旨が伝わるのかちょっと心配ですw
脱線しましたが、、、
Braveridgeにとってモジュールはそんなに積極的に推して売っていきたいモノではなく、本当に売りたいのは完成したデバイスやサービスなので、その意味でもBraveridge的にもミスマッチかな、と感じました。
ただ、『LoRa再参入』というトピックをアピールする場としては「LoRa Pavilion」への出展は大きな意義があったと言えます。
さてさて。
そして、今週はこの秋4つめのイベント。
東京ビッグサイトで開催される『産業交流展 2021』です。
明日は祝日ですが…水曜からの展示準備のため、明日から行ってきます!