広報のスミイです。

直接ではありませんが、来社されたお客さまから「『福岡ぐるめ』の更新を待ってますｗ」とのお声をいただきました。
ありがとうございます！
励みになります！！

というわけで、たいへん永らくお待たせしました「福岡ぐるめ」第2弾です。

福岡の代表的な鍋といえば、水炊きともつ鍋。

水炊きが比較的高価な鍋なのに対して、もつ鍋はもともと庶民の鍋でした。
牛をバラしたあと残ったもつを食べる安価な鍋料理だったんですね。
それこそ、今では1人前2,200円もするような超有名店でも、私が学生の頃は1人前600円で食べることができました。なので、万年金欠の学生にも優しい鍋料理だったんです。
それが、いつの間にかもつ鍋がブームとなり、福岡市内のみならず東京にまでもつ鍋店が乱立した結果、質の良いもつの市場価格が高騰し、今では1人前千数百円は当たり前、前述のように2千円を超える店も出てきています。
（それでも水炊きと比べたら全然安いのですが）

ちなみに、前述した超有名店とは、それまで醤油味が一般的だったなか、味噌味のもつ鍋をポピュラーにした「やま中」。
私が大橋で大学生をやってる頃、大橋に一軒家を改装したお店がひっそりとありました。今、Webサイトを見ると創業が1984年とのこと。自分が1987年入学だったので、まだ開店してそんなには経って無かった頃なんですね。その頃は予約をせずに行っても入れたりしてましたが、今では予約してないと入れない超人気店、お店も移転して大きくなり、市内に3店舗構えています。今やここで修行してもつ鍋店を開いたお弟子さんたちの店も多く、それぞれに有名店になっていますね。
味噌味のもつ鍋を一大派閥にのし上げたお店と言ってもいいでしょう。

でも、今回紹介するもつ鍋屋さんは「やま中」ではありませんｗ

というわけで話を戻すと、もつ鍋には醤油味と味噌味という2大勢力が存在します。
が、そんななか、これから紹介するお店「もつ幸（もつこう）」は、そのどちらでもなく鶏ガラベースのスープで炊いたもつを酢醤油につけて食べるというスタイルです。

これが実にさっぱりして美味しい！！
もつ鍋って、たいていは時間が経ってくると、煮込まれてきて「こってり」してきます。若い頃はその状態の味の濃いスープがまた好きだったのですが、年齢と共にその状態がやや苦手になってきましたｗ
この鶏ガラスープと酢醤油の組み合わせは、そんなこともなく美味しく食べ続けることができます。
薬味として柚子胡椒を入れたら最高です。

そして特徴的なのは、餃子の皮が入ってるんですよね。
コレがまたもっちりとした食感を加えてくれてNice！

そして、もつ鍋の〆と言えば、もちろんちゃんぽん麺。
このちゃんぽん麺がまた格別に上手いのがこの店。大量のすりごまを投入し、そのたっぷりのすりごまとちゃんぽん麺にスープを全て吸わせていただきます。
その間、手出し無用！！
触ろうものなら女将さんに怒られますｗ
これがホントに美味いんです。（写真が無くてゴメンナサイ）

あと、サイドメニューのオススメは馬刺し。その日の仕入によってはないこともありますが、あったら是非食べてみてください。

お店の場所は博多区、最寄り駅は箱崎線の呉服町駅になりますが、空港線の中洲川端駅、祇園駅からも余裕で歩いていけます。
博多駅からでも徒歩18分（Google先生による）と歩けなくはありません。
出張で博多駅周辺でご宿泊の際は是非。

※予約は3名からしかできないのでご注意を！

1年で最も暑いこの時期に、鍋の話題でしたｗ
（ちなみに私は今の時期でも余裕でもつ鍋食べますｗ）