はじめに

今回の《社長のコラム》は、仕事の哲学とか私がいう小難しい話ではありません。
経営者でもあり、設計技術者でもあり、企画発案者でもあり、経営戦術を導く者として、新たな発見をしましたので、その設計に関する大発見の1つを書いてみようかと思った次第です。

私も30年にも渡る設計エンジニア経験のなかで全く気付かなかったことに驚きと後悔で落ち込みと、新たな希望が見えた話です。
もうホンットにこんな事は気にもしてませんでした。

では、《寸法》の話というちょっと理系的な話ですが、営業系や間接部門系の方にも、参考になると思いますので、是非読み取ってください。
書いてる内容をそのまま読んで頭の片隅に置いておくってのでは無く、感じてほしいってのが本音です。

ここが理解して頂けるかどうか?がポイントなんですが、分かる方が読めば解ると思います。理系文系関係無く。

《経営》においても、大変重要な内容でもあります。

《inch寸法》ってどう使ってるんか?しかも分数表記とか!足し引き算すらも無理!

日本人のハードウェア設計エンジニアの設計寸法は当然《mm寸法》で業務を行っている筈です。
米国人はといえば、当然《inch寸法》での設計が基本です。当たり前です。

因みに私は、《inch寸法》が大嫌いでしてw 米国駐在時には、結構電動工具や工具類が好きで良くHomeDepotやSearsのCRAFTMANにはよく行ってました。
しかし、やはりソコは《inch寸法》の世界ですので、もう買う気が失せます。観るだけって感じでしたね。
何せ、せめて『メジャー(巻き尺)』や『サシ(所謂定規)』を記念に買っとくか~と思っても、実際の寸法をみればゲンナリです。
一体どうやって、《inchの世界のエンジニア》は一体どうやって設計してんだ?と未だに謎です。
しかも、大工さんに至っては、これらの寸法と演算を散々しないと行けませんので、ほんとに謎です。

分かりやすく言いますと、ワリと《inch寸法》に馴染みが或る世界が、自動車関連ですかね。
日本車は《mm基準》ですが、会社は《inch基準》が多いです、ヨーロッパは《mmネジ》と《inchネジ》混用とか在るそうです。面倒ですね~
しかし、誰でも大体持ってるインパクトレンチの世界を観ますと、ワリと日本にも定着してます。
マキタやHi-KOKIといった日本製もだいたいですが、レンチ等のアンビル(ソケットレンチを差し込む口)のサイズは
米国式:《1/4inch》・《3/8inch》  ・《1/2inch》・《3/4inch》  ・《1inch》 ←※もう一つ腹が立つのが「何故に分数??」って事ですw
日本式:《6.35mm》・《9.525mm》・《12.7mm》・《19.05mm》・《25.4mm》←※よく使われるインチ寸法を無理矢理ミリ変換した寸法の種類

ワリと、身の回りでは《6.35mm》や《12.7mm》や《25.4mm》は良く耳にします。
大事なのは、日本人(欧州も?)も『分数』は使いませんよね。

例えば、2inchよりも3/4inch長い寸法=【米国人は、2-3/4inchと捉えます】⇒【日本人は、2.75inchと捉えます】
何故?執拗に『分数使うんか?』というのが、もう長年の謎ですw 「絶対、10進法の小数点表記が分かりやすい」筈ではないのか?

1.25 inchとは書かず=1-1/4 inch と表現します。 「は?」って思いませんか?
1.125 inch=1-1/8 inchです。
1.75 inch=1-3/4 inch
1.875 inch=1-7/8 inch 
まぁ、ここまで来ると確かに分数の方が分かりやすそうでもありますがねw しかしやはり面倒クサイ。

さらに突っ込みますと、問題は『足し算・引き算』をどうやってるのか?も全く不明なんです。

こっからが更に面倒です。先ずは簡単な所からw
「10-3/8 inchの寸法を2-1/2 inch削る必要が、結局長さは幾つになります?」

結果は、あ~私も面倒クサイw 分母を全部『8』に統一して云々ですw
「7-7/8 inch です」かね?w 間違ってませんかね?www

まだ、x/8迄は何とか付いて行けますが、分母が1/16や1/32や1/64単位も普通に出ます。
寸法をメジャーで測ればそうなりますよねw
この『足し算・引き算』をどうやってるんでしょうか? ホントに謎。
私は一応、理系ですが、もうやってられないですw
こんなの、家を建てる時や工作やってる時に毎回毎回やれる自信あります?
これだけでも、米国人のコンストラクターやカーペンターはどうやって計算してんだ?と未だに不思議です。

実は、コレだけでは無いんですw
《mmメジャーや定規》ですが、
・最小単位メモリは1mm単位ですよね。10mm=1cmを10分割です。そして、真ん中の5mmには長めの線が打ってあります。
《inchメジャーや定規》はというと、
・1.0 inchは何と『8分割』が最小単位なんです。気付かなかったでしょ? つまり、1/8 inch毎の線と言うこと。1/2 inchがが長めの線。
  最小メモリが1/8って事w

ここからですよ~w
《mmの最小目盛り間(目盛り無し)の読取り》は、だいたい1/10刻みまではワリと正確に人は読めますよね。
中学校の技術家庭で習ったかと思います。
《inchの最小目盛り(1/8毎)の間の寸法》は米国人は「ここも1/8で読んでるのか?」って事ですw 気付いた方居られます?w

もうここからは、私は真実が分かりませんw
しかし、1/8で間違い無いはずです。真ん中が1/8inchの1/2ですw そこは1/16inchと判断している筈です。
では、最小目盛りの5/8と目で読んだときです。
全体寸法が、『10-3/8 inchと10-1/2間の最小目盛りの5/8位の長さ』って時に何と言うんでしょうか?w
これがもう全く分かりませんし、理解できません。超絶面倒なのは理解して頂けるかとw

計算してみると、恐らくw こっからは付いて来れない人も多いほど難解ですw
『10-3/8inch』よりも『1/8inchの5/8割分多い=5/64inch多い』ので足して、『10-3/8=10-24/84]+[5/64]=10-29/64inch』
合ってますかね?正直、自信ないですw
これを元に更に『足し算・引き算』をする必要性があります。出来ます???? 私には無理です。
多分、米国人はそれなりにコツと工夫があるんだとは思いますが、私はそれにたどり着けてないですw

如何でしょうか?この難しさw 
最小目盛りの「1/8読み」してるのか「1/4読み」してるのか?また全体寸法を読み取り、足し算と引き算もしなければならないw
誰かお分かりの方は、私に教えて頂けませんでしょうか?w
本気で分かりませんw

ほんと無くなれば良い!と長年思ってます。

ところが。。。。今回、ある違った視点で凄くディープに考察していたら、ふと《inch寸法》の素晴らしさに気付いてしまったのですよね。
今回は、これが大テーマとなります。

設計における『寸法』の追い込み

上述の私の長年の謎は取り敢えず、置いておきます。
頭の良い方は是非、私に教えてください! マジです。

では、そこまで30年以上にも渡り、インチ不要だと思っていた私ですが、当に本日《inch寸法》の凄さに気付きました。
多分、こんな記述をしている人は居ないと思います。

まず、ハードウェア設計の世界で、各エンジニア間での寸法調整の現場・現実について紹介します。
先ず、製品デザインをデザイナから3D図面(当然、mm図面)で貰います。
電気エンジニアと機構エンジニアはお互いに調整を取り合い、時間を描けて、基板外形サイズを決めます。
そして、お互いの設計の詰めをやっていきます。機構エンジニアは『成型金型図面』の開発となります。
しかしココで色々と『都合の悪い事実』が沢山発覚します。
電気都合・機構都合・組立性都合・製造都合等、様々な理由です。
機構エンジニアが凄く時間が掛かるのは、デザイナが外観の見栄えだけで絵を描いているので、全く中身の内蔵を意識してないんです。
電気エンジニア都合と機構エンジニア都合で、夫々に寸法の見直しが入ります。すると相手側もソレに従い、自分の図面を修正します。

コレまでに、ワリとお金に余裕のあるイケイケ系スタートアップ企業のお仕事を受けますと、デザイナに大枚をはたいて、中身に必要な寸法も無視したデザインを描かせて持ち込む操業者さんが結構居られます。順番が逆ですよね。先ずは内臓の寸法を確認してデザインすべきです。
優秀だとされるデザイナと聴いていたものの、「中身の部品類の高さ0(ゼロ)&筐体のプラスティックの肉厚も0(0)」でデザインされる方も珍しく無いですw
ホントの話ですよ。 全部、お金と時間の無駄ですよねw

一部のスタートアップのプレゼン観て、「危ね~事、平気で言ってるけど大丈夫なんか??? そんなの現実の世界の部品では出来ないよ!」ってアルアルです。

製品設計って、『製品デザイナ~機構設計エンジニア~電気エンジニア~無線エンジニア』同士がお互いのやりたい事を求め合い戦争です。
ギリギリの鬩ぎ合いで、0.1mmや0.5mmや1.0mmの寸法を詰めていきますから、もう鬩ぎ合いの戦争なんです。
一人が寸法を変更する必要性がでれば、関係する上記エンジニアは全員、寸法の見直しで、ほぼやり直しと同じなんです。
上記4種のエンジニアが夫々違った技術の都合で、寸法検討をし合いますから、如何に大変かはご理解頂けるでしょう。

さてさて、本題のインチ寸法の話に戻りますw
デザイン周りを話す時に、皆が使う寸法の基準が、当然《mm寸法》ですよね。
この世界では、もう1.0mm単位で、設計の鬩ぎ合い(せめぎあい)を繰り返してます。
正直もう、1.0mm単位どころか0.5mmの鬩ぎ合いなんかも珍しく無いです。

「コレだからこその日本設計!」と、「この設計手法こそ、日本人の誇りだ」と、信じてます。いや今となっては、「信じてました」ですかねw

先に書いた様に、日本エンジニアは1.0mmや0.5mm単位で検討しますので、設計パラメータが多いんです。
寸法を大きくしないといけないが、2mm?3mm?4mm?5mm?どこらへんにすうる?

このような状況は割と一般的で、可能性寸法を1mm単位で検討するのが普通なのですが、米国人は恐らく《1/4inch》単位の増減で寸法みてます。
6.35mmステップの寸法変更ってことです。日本人は1.0mmステップです。

しかし、これが和式設計米式設計の差なんです。ここまでは理解できるエンジニアの方々は多いかと思います。

では、米式設計(インチの設計)wの方は?となります。
ここでは、製品のサイズという大きな寸法の話に絞ります。製品外形のサイズ決めのような場面です。
上述したように、インチの世界のエンジニアは、基本は『1/4inch(=6.35mm)』か『1/2inch(=12.7mm)ステップでしか寸法を検討してないはずです。
『1/8inch(3.175mm)単位』まで詰めてやるかな~?有るかもしれないけど、それでも3.175mm単位の増減でワリと大雑把です。
『1/16inch(1.5875mm≒1.5mmステップ)』なんか絶対にしてません。するわけが無い。

昔から、『米国製品ってなんか、雑だよな~、大雑把というか~w』って良く理系の方は言いますが、これそう言う『分数で、1/4か1/8単位』だからの筈。
これが我々日本人技術者にとっては、『米国設計は大雑把』と感じている所だと思うんですよね。

ちょっと、『米式設計』を軽蔑しているようで、大変申し訳ないんですが、私は昔からそう思っていました。

最近の米国製品は凄く精度が良いので驚いています。iphoneとか驚くべき寸法コントロールですよね。
しかし、iphoneの寸法表記に『分数』表記をみませんよね? 画面は6.7inchとかの表記で『小数点表記』してます。10進数でやってるってワケです。
これは、製品によって、目指す設計寸法の概念が違うって事なんですよね。殊更、スマホやタブレットになると微細寸法の闘いが当たり前です。
真実は分かりませんが、これは矢張り『mm寸法で10進数設計』の世界中の技術者が、沢山Appleに入ってるからだと思うんですよね。

ここまで言うと、私のコレまでの主張が正しくて、やはり『mm寸法が正しい』かのように感じますよね。

ところが、今回インチ寸法設計を再考してみました所、「ハッ!!!!!!」と閃いたのです。
ここからが、『inch正義論』の根拠を示していくことになります。

次項に続きます。

『経営理論』最先端の米国人の発想の根源も、もしかしたら《インチ寸法》思考なの?

製品のサイズを考慮する場合についてです。
勿論、スマートフォンやタブレットやスマートウォッチの類いでは無く、一般的な家電の様なイメージに絞ります。

例えば、5cmx5cmサイズ、10cmx10cmサイズ、15cmx15cmサイズ辺り以上のイメージです。
これを近しいインチ寸法に変えますと
5cm x 5cm ≒ 2x2inch = 5.0. x 5.08cm       ⇒差分0.8mm
10cm x 10cm ≒ 4x4inch=10.1.x10.16cm    ⇒差分1.6mm
15cm x 15cm ≒ 6x6inch = 15.24 x 15.24cm  ⇒差分2.4mm

ここら辺のサイズ感で、製品を作ろうと考えた時、1inch=2.54cm単位でサイズを追い込むか?1/2inch=1.27cm単位で検討しても、そうそう最終製品のサイズ感は変わりませんよね。
もう一つ追い込んでも、1/4inch=6.35mm単位で検討すれば、ほんとにこのサイズ感の世界では、ユーザーはサイズの差は判別できないと思います。
そもそも、最終サイズは企画や設計時点で決まるので、2種類のサイズをユーザーが目にすることはありませんよね。

これって、サイズ感を、最小でも1/4inchステップ、通常は1/2inchステップで考えれば、概ね大丈夫って事なんです。

所が、和式設計ですと、もう10進数の1mm単位で寸法を追い込んでしまうんです。
私の知ってる日本エンジニアはほぼ皆そうだと思います。

「外形寸法を幾つにするか?」というテーマの時には、もう喧々諤々の議論と、その後の修正に追われてしまうなんてのは日常茶飯事です。

つまり設計パラメータが激減するんです。

結果的に3.5mm大きくしようとする際も、「2mm/2.5mm/3.0mm/3.5mmのどこか辺りで、なるべく小さくしたい」って気持ちが働きます。
ところが、インチ寸法で割り切れば、細かく検討した所で、「1/8inch(=3.175mm)か?1/4inch(=6.35mm)増やすか?どっち?」で済みます。
これは、「3mmも3.5mmも変わらないだろ!?だったら1/8inch増やせばいいでしょ。それでも入んなかったら次は1/4inch増とのどちらかだな!」
でパラメータは2個ですw

現実、ソコまで追い込んだ寸法で量産されてもinchステップで設計しても、ユーザーは全く気にならんはずです。

こう言う所が、凄くインチ寸法が割り切りの良い、考えやすい寸法だって事なんです。

これってもの凄く設計効率が良いと思いませんか? 完全に合理的設計が出来るってことなんです。
mmで設計すると、もう可能性寸法が多すぎて、ほんっと設計効率が悪いです。

これって当に「米国のビジネス経営理論で決断先行」のイメージに近いんですよね。
日本だと、「あ~でもない。こ~でもない。もうちょっとなんとか?いやもうちょっと時間を掛けて追い込みたい」でズルズル設計に成ります。
これ、実は最近までの弊社の設計でもこんな感じでした。

顧客が気付きもしない1mm, 2mm, 3mm, 4mm, 5mm, 6mmの可能性寸法を全て検討してしまっているんです。

米国人エンジニアからしたら、そんなの殆ど変わらんじゃないか! 1/8か1/4単位で決めれば先にすすめるだろ?面倒クサイ!ってなりますw

実はこれ、数週間前から当社で導入しルール化しました。
機構エンジニアの意見では、「凄く設計が楽になった」とのこと。

これは、社長も営業も企画も機構も電気もみな、外形サイズの決定にはinch寸法で検討するってこと。

本日なんか、営業に次期モデルの外形寸法の検討をしてたら、「もうそれ小橋さん、1/2inch増でなく、1inch増で良いでしょ!そうすれば、こんなメリットがありますよ!」と大胆なアイディアを出してきました。
これは、1年近く設計寸法に悩み続けている私すらも気付いて居らず、もの凄く感心しました。
インチ基準の設計を唱えて、皆に徹底してきた私よりも、最近この寸法基準を教えた営業がソコを閃くんですからね。ホント参りましたw
これ、私の寸法に従っていたら、間違い無く上手く行かなかったとの確信も得ました。

まさか、営業からこんな大胆なアイディアがでるとは。。。おみそれしました。。。。w

で、今回は何と営業が決めた寸法を採用することになりました。

アイディアを出した2名は、「いや~~~インチ寸法でサイズ決めるの、超楽ですよ~! 営業の私らでもできますからね~w」です。

結論

ちょっと今回、『インチ寸法の採用』を私が率先して実践し、命令し、指導してきたんですが、社員の方がもう既に使いこなし始めました。
兎に角、設計の可能性寸法をmm単位で追いかけないという方針が、営業でもアイディアを出せる寸法になったんです。

米国人の大雑把さと莫迦にしてきましたが、あの大雑把に見えていた設計なのに質実剛健に感じる不思議の原因は当に『インチ寸法』だったんだな~と。

設計効率の改善で、「インチ寸法の採用」なんて行ってる「mm寸法」の世界の経営者は居ないと思います。居る筈が無いです。

こんな所まで、私は真剣に検討しています。
しかし、これに気付いた切っ掛けってのもあるんです。
これは、米国電動工具メーカーのMilwaukee社の製品分析から始まり、ここまで至ったんです。
こ~んな関係も無い、電動工具メーカーの製品が私共のIoT設計に大きく影響を与える結末になるなんて全く考えもしませんでした。
例え、同社を知ってInternetで情報を集めた所で、実際に購入し触って・分析して・解釈して。。。。。。。。でしか見えない『理論』を導き出す。
これが凄く重要なんですよね。
実際、購入したモノを営業も含めた社員だけでなく、監査役、出資者にも触らせて、凄まじい反響でした。そして続々とアイディアが出てきます。

経営者って、そう言う誰も気付きもしてない所を気付いて、会社の戦略を立て社員を導かないとダメなんだと信じてます。

因みに、今回悩みに悩んだ寸法の話ですが、機構もデザインも理解している私ですら、1年も悩み続けていた企画なんですよ。
これが、ひょんなMilwaukee社の製品との出会いだけで、一気に解決に向かうんですからね。不思議なもんです。
大事なのは、HPやカタログを散々貪って読んだとしても、絶対に気付けないってことも付け加えておきます。
購入し、手元で触りまくって、動かしてみて、更に思考を深めて、とやらないとアイディアの創出や決断の助けには成らないんですよね。

いやはや、今回は私も参りましたが、このMilwaukee社には感服しました。。。
しかも、圧倒的な特徴点(圧倒的に他社とは比類無き程の特徴点)を、カタログやHPにすら書いてないって所もこの会社の底知れ無さを感じます。
因みに、日本の電動工具メーカーからはそこら辺の経営戦術や戦略を読み取る部分は余り発見出来ていません。

はてさて、この途轍もないMilwaukee社が発表している情報だけから皆さんは、何を学びますか?参考にします?
残念ながら、この会社の凄さはどこにも記載が有りませんので。。。読み解くしか無いんです。

また、私は相当入れ込んでまして、この《インチ寸法》の話だけでなく、この会社の分析から、IoT戦術・戦略に関する多数の発案と大発見をしました。
流石に、これは経営上は当社の《経営戦略》に影響しますので、マネされるワケには行きませんので書けません。
会社としても相当、お金も使って投資してますので、そうそう簡単に書けるものではないのは当たり前です。

もう既に、次期モデルのコンセプトは同社と同社の製品に巡り会った1月前までの1年間に積み上げた構想は一切合切残りませんでした。
ゼロですw

年末に発表予定ですが、それを観て頂いて、弊社の製品からも読み解いてみてください。
IoT業界でコレに気付いている企業は、今のとこゼロ社で有ることは間違い無いですので。
 

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