2019年10月末頃から突然始まった、IC(半導体)のデリバリー問題で皆さん頭を悩ませているかと思います。
私も同じですw

今日は、2022年11月ですので、丸々3年間も業界は苦しんでいるって事になります。

一体、何時になったら解消するのか???

答えは、《2023年夏》です。

既にメモリー関連はもう既に大量の余剰在庫の山で値崩れが始まっています。これはワリと知られています。
28umも在庫がだぶつき始めてます。
55umもそろそろ始まっています。
問題は!電源系ICです。6inch/8inchウェーハーが最後の課題と言われています。
なにせ、SUMCOや信越が「6inchや8inchのウェーハーには新規投資はしない!」と宣言したら株価が上がってしまったという残念な結果ですので、しょうがないです。
ただ、6inchや8inchならば、他国が投資してくれれば何とかなる可能性がありますね。
これは、プロセスルール(IC内の配線の太さとギャップ)が大きく、高耐圧ICは12inchウェーハーは使われないからなのです。
これが原因で、自動車系の減産や、なんやらリモコン1個に制限(後で納品)とかまで影響している原因なんです。
まぁ、もうちょっと踏み込んで言わせて貰えば、自動車系企業がICメーカーをズタボロになるまで価格も品質も叩き抜いた事で、ICメーカーは疲弊し、自動車関連はやりたくないってモードに入ってますからね。
特に、日本の自動車関連企業はその道徳的な悪商習慣とその悪姿勢がICメーカーの協力をなかなか得られないというのも原因ではあるんです。
私には現場の愚痴が山ほど入ってますので、事実です。
そもそも、採用までの認証に5年以上も掛けるわりに、何も問題が出ないというのを繰り返してますから、やってられないですよね。
それに加えて、値段交渉は酷い有様のようですからねw 
ウェーハーの値上げ率は決まってますし、今後はICメーカーに頭を下げてお願いする側になるので、反省してほしいもんです。

はい、そう言う事態も2023年夏頃には解消すると予言します。
予言ですけど、何も守護霊様や神様のお告げが有ったわけでなく、確たる情報がはいってきての予言です。

漸く、トンネルの出口が見え始めましたね。
もう暫くの辛抱です。そして、夏までに少しずつ、納期は解消して行く方向に向かうはずです。

ふ~~~~
ホントに大変な3年間でした。。。

おまけに、空前の円安です。
さてさて、日本の企業は空前の高売上・高利益の時代が到来しますので、日本フィーバー期へ突入です。
失われた30年を取り戻す新時代が到来します。
岸田総理と財務省が要らぬ事をして、この好景気フィーバーの到来に冷水を浴びせなければ、空前の好景気となって、給料も上がるでしょう。

私も乗り遅れぬ様に頑張る決意です。


 

SNS SHARE